1993年に広告会社としてスタート。
30年以上、集客のお手伝いをしていると、コツが掴めるようになります。
集客スタイルが、この10年で大きく変わりました。
『お客様を探す時代から、お客様から探してもらう時代』へ移行しました。
この流れは、インターネットでだれでも自由に情報を取れる時代になったからです。
すると、その大きな変化の流れは、2000年には始まっていたのです。
インターネットで情報を取ることが普通の時代になる前。
『企業がお客様を探す時代』は、企業の都合で広告することが集客の常套手段でした。
なぜならば、企業が作ったプロセスが、顧客が商品・サービスに出会う機会だったからです。
ところが、お客様から『商品・サービスを探してもらう時代』。
垣根を超えた”クチコミ”
SNS
ホームページの誠実さ
これらの要素が、顧客の選択・決断に大きな影響を与えるようになったのです。
過去のやり方を手放し『停滞期が短く、成長を続ける会社』があります。
その一方、過去のやり方を手放せず『停滞期が長く、衰退を続ける会社』があります。
これまでも、幾度か、ビジネスに影響する出来事がありました。
- 消費税のアップ
- 消費税アップの延期
- バブル崩壊
- リーマンショック
- 大震災
- 社員の離職
過去のやり方を手放し『停滞期が短く、成長を続ける会社』は、自分たちの力ではどうすることもできないことが起きても、負の影響が少ないものです。
それは、小さな会社の経営の原理原則を知っているからです。
時代が変わっても、原理原則を知っている会社は元気に乗り越えていきます。
そのコツは3つあります。
1つ目は、事業を見直すことです。
具体的には、
- 『お客様との約束』を見直す
- お客様のニーズ・ウォンツを約束する商品・サービスを見直す
- 期待を超える、お客様のニーズ・ウォンツを満たす補完サービスを提供し続ける
2つ目は、市場の見直しです。
活性化している大きな市場の中のニッチを狙いました。
自社の卓越性、強みが活きる、ニッチ市場を定義しなおしましょう。
そして、3つ目です。
顧客、ステークホルダーの声に耳を傾けましょう。
そして、商品・サービスを改善しましょう。
そのサービスは、「シンプル」「利便性」「専門性」の特徴があることが前提です。
これらが業績不振から回復する3つのコツです。
ドラッカーさんのメッセージを紹介します。
顧客とイノベーションを結びつけ、
価値を生むためにあらゆるものとコラボレーションし、
人を大事にするならば、そしてもし、
適切な意思決定によって自らの全活動を有機的に結びつけることができるならば、
恐いものは何もない。
自社が得意な分野に絞りましょう。
一人ひとりの強みに沿った仕事で成果を上げてもらいましょう。
チラシの印刷は、外注さんの方が安いです。
ネットが不得意ならば、専門家とコラボレーションしましょう。
『お客様を探す時代から、お客様から探してもらう時代』へ移行しました。