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今までになかったものを引き出したポスター。
「確かに! その通り!」と思えるセールスレター。
自分の体験したことを伝えられるコンサルタントです。

それまでになかったものが「ある」というのは全然違う。
大手サロンを抑えて、脱毛サロンランキングで1位になったエステサロンを経営する株式会社ラ・フェンネルの山本社長。
商品をあっという間に売り切ったセールスレターにも感心したけれど、椎名さんと普通に話をしているだけで、課題が解決してしまうことも多いという山本社長に話を聞きました。

――最初に椎名さんに依頼された仕事の内容を教えていただけますか?

最初に椎名さんに依頼した仕事は、ポスターの制作でした。
今までになかったものを引き出してもらったポスターですね。

当時、うちの“脱毛.com”のサイトが、ある脱毛サロンのランキングサイトの中で、大手のサロンを抑えて1位だったんです。
たまたまお客さんがそれを見つけて教えてくれたときに椎名さんに話したところ、「すごい」ということになって、「皆さんのおかげで、〇〇サイトで1位になりました」というポスターにすることを提案していただきました。

僕自身、そのランキングサイトのことも知らなかったので、「大したことない」と思っていましたけど。
ポスターが出来上がってきてみると、すごくよかったんです。
お客さんの反応もよかったですし、それまでなかったものが「ある」というのは全然違いましたね。

自分のお店のことが褒められるわけだし、「1位です」って書かれるわけなので嬉しかったですし、まず、椎名さんに「作ろう」と言われなければ、あのポスターは作っていなかったと思うので、今までになかったものを引き出していただいたことはありがたかったですね。

――それ以前から椎名さんとはいろいろとお話されていたのですか?

それまでに半年ほど、ご一緒させていただく機会がありました。
最初お会いしたときは、自信があって、堂々としているような感じがしましたね。
あとは、真面目そう、堅そうというような感じもありました。

そういう状況でしばらくご一緒しているうちに、椎名さんの意見を聞く機会もあったのですが、この人の話は「的を得ているな」という感じがしていました。
そのときに、「コンサルタントに向いている人だな」と思っていました。
伝え方とかが優しかったり、具体的で分かりやすい。

コンサルタントの中には、自分でもろくにうまくいっていないのに、「その自信はなあに?」と思うような人もいますけど、そういう意味では椎名さんはそういうことではないですね。
良くも悪くもズバズバ言ってる。

普通だと、「ここはこうした方がいいよ」というような、改善の話は言いづらいはずだけど、椎名さんはズバッと言う。
「ここは改善した方がいいよ。で、こうしてみたら?」という感じですね。
もちろん、改善の提案もあるので、ただ「ダメ!」って言うだけじゃなくて、「こうだからダメだと思うよ。だからこうしてみたら?」というのが、うんと分かりやすかったですね。

あとは、半年くらい経って分かりましたけど、とても社交場のセンスがある方でしたね。
ひょっとして「仕事バカ」のような人かもしれないと思っていたのですが、全然違いました(笑)。

――それ以降もいろいろと相談されることもあったのですか?

そうですね。例えば、エステ美容機器のセールスレターもお願いしました。
パッと見て「うまい!」という感じで、案の定、商品もあっという間に売れてしまいました。

一言で言うと“理に適っている”内容。
決してオーバートークではないし、だけど「買わない理由がどこにあるんだ?」ということを、ちゃんと伝えている。
「確かに! その通り!」と思う、とても分かりやすいセールスレターでしたね。

ほかにもいろいろと相談させていただいていますが、僕の場合、椎名さんに対しては「言語でアドバイスを欲しい」というよりも、普通に話をしているだけで課題が解決しちゃったということも多いですね。

椎名さんは、相手を気持ちよくさせるのがうまいんです。
褒めるのがうまいというのとはちょっと違うんだけど、言葉をかけるタイミングと内容で相手を気持ちよくさせるのがうまいと感じます。

普通に褒められてるのとはちょっと違う、何か的を得た「そういう褒め方をしてちょうだい」というような褒め方をされるような気がします。
ああいう褒め方をしてくれる人はほかにはいないですね。

――椎名さんからのアドバイスを受けるなかで、感じられたことを教えてください。

僕はコンサルタントという人はやっぱり、自分が体験したことを伝えることが基本だと思うんです。
「自分で体験もしていないのに何で分かるの?」とういような感じがあります。

その点、椎名さんは、何よりもまず食べてみる人という感じですね。
食べる前からうまそうだなんだと、材料にまでうんちくを言うよりも、「まず、食べてみようよ」という感じ。
そこで「好きだとか嫌いだとか、辛い、しょっぱい、甘い、すっぱいというのがあってもいいんじゃないの?」というような雰囲気を感じます。
だから、椎名さんは、業績も順調なんだという感じがしますね。

ただ、最近はなかなか気安く声をかけにくいような気もしています(笑)。
そういう意味では、「これ以上、雲の上の人になってもらったら嫌だな」とも思いますよ。
この先もフレンドリーさを残して欲しいなと思いますけど、実際に偉ぶるタイプでもないとは思います。

とても義理堅い人ですね。
椎名さんがどんどん忙しくされている姿を見ると、僕も頑張っていこうと思いますね。

――貴重なお話をありがとうございました。