公開 2016年10月24日
更新日 2024年3月7日
誰にでも「やる気」がなくなる時期があります。
困ってしまうのは、その時期が長引いてしまうときです。
※心理的なテーマで専門用語で「実存的空虚感」といいます。
例えば、会社を経営して20年から30年すると、
一時的なモチベーションの低下ではなく、やる気のない時間が続き、抜け出せなくなることがあります。
「やる気」にでない時期が続いてしまいます。
早い方で30代で、「実存的空虚感」に苛まれます。
そして、経営者の多くも、自分の存在意義というテーマに向き合う方が多いようです。
そんなときの解決策はあるの?
経営者の「実存的空虚感」から抜け出し、「やる気」を取り戻すための解消策は3つです。
それは「セカンドキャリア」にチャレンジすることです。
次のような選択肢があります。
- 第二の人生を踏み出すこと(職業を変えること)
- 本業をしながら、NPO活動に力を入れること
- 自らソーシャル・アントレプレナー(社会的起業家)になること
※この知識はマネジメントの父、P.F.ドラッカー氏のマネジメントから学んだものです。
「やる気」の低下が長引いたときの解消策です。
活力ある自分を取り戻すことができるでしょう。
正直、経営者が職業を変え、第二の人生を歩むのは難しいでしょう。
そこで経営者であれば、NPOやボランティア活動に参加したり、社会的起業家を目指すことが選択肢となるでしょう。
しかし、このような選択肢を知っていたとしても、セカンドキャリアにチャレンジする者は少ないものです。
そうなると、モチベーションを下げたまま経営を続けることになります。
すると、経営者の「やる気」のなさは他の社員にも伝染するので、会社は活気を失っていくでしょう。
さて、経営者がモチベーションの低下させたときの解消策は3つとお伝えしました。
しかし、多くの経営者たちは他の選択をします。
- お酒にはしる(家族、もしくは、身体を壊します)
- 好きなものを食べて本当の問題と向き合わない
- 旅行にばかり行って気を紛らわす
- これまでにやったことのない趣味を持とうとする(ほぼ続きません)
- 愛人をつくる(多くの方が家庭を崩壊させます)
- 今の仕事に没頭しすぎて周りが見えなくなり、時代に取り残させる
- 家族を怒鳴って思い通りにならない感情をぶつける(孤独になります)
- 心が不安定になる(食べすぎ、飲みすぎ、引きこもりに繋がります)
- セミナー漬け、もしくはコンサルタントを雇用し、現実を見なくなる
ご存知のように、このような選択をしても、あまり良い結果は訪れません。
経営者のモチベーションの低下は、会社にとって深刻な問題です。
経営者として、 モチベーションの低下を感じたらメールによるお問合せ、もしくは、お試しコンサルティングをご利用ください。
小さな会社の業績は、経営者次第ですから……