作成 2015年9月25日
更新 2024年2月20日
年商11億の事業が5年で3億に急降下。そして、新しい事業が4年で15億円へ!
もし、会社のメイン事業の年商が、5年で11億円から3億円に下がったら?
もし、テコ入れした事業が4年で15億円になったら!
3年で顧客の購買単価が3倍になったら…
この二つの出来事は、ある会社で同時期に起きました。
なぜ、11億円の事業が3億に激減したのか?
理由は、ライバルの出現ではありませんでした。
ビジネス環境の変化でした。
環境が変わると、市場自体が消えてしまいます。
たとえば、環境が変わり市場が消えた事例は、
電話ボックス。
カセットテープ。
フロッピーディスク。
そして、ある事業が拡大したのも、環境の変化に上手に乗れたからです。
大事なのは未来を見据える経営者の視点です。
そして、そのような能力は、誰もが身につけることが出来ます。
未来を創りだすことをイノベーションといいます
小さい会社が集客にばかり目を向けていた2005年頃から、私たちは、生き抜く会社に必要なことはイノベーション力だと伝えてきました。
いまでこそ、イノベーションという言葉を聞くようになりました。
2005年頃。
当時から取り組んでいた会社と、業績が悪くなってからイノベーションに注目した会社では、大きな差がついてしまいました。
もちろん、違った結果になっています。
未来を創るイノベーションで成功する代表的な方法の一つが、機会(成功)に目を向けることです。
機会とは次のようなことです。
- 計画以上に成功した
- 新しい種類の売上・問合わせ
- 隣の市場、違う市場からの来客・問合わせ
- 絶対と思っていたのに失敗したこと(ライバルに与えた機会)
- これまでと違った要望のお客様が現れる
- 既存のお客様が専門分野でない要望を伝えてくる
時代は動いています。
環境が変化を続けています。
外に出ましょう。
変化を自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じましょう。
顧客の行動と価値観の変化を知覚しましょう。
そうです。
未来を創りだすヒントはお客様が知っています。
私たちはそれを日常業務の最優先事項の一つにすることなのです。